9月10日 ホームラン44号 記録更新
大谷翔平“弾丸”44号HRに現地記者が興奮,10勝目お預けも全打席出塁に驚きの声
現地9月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は
ヒューストン・アストロズ戦
に「2番・投手」で先発出場。
第1打席に44号本塁打を放って自ら援護するも、
3回1/3を投げ、被安打9、6失点1奪三振の内容で毎回好調で出場する
とは困難なことで明日を期待したい。
この試合は“二刀流戦士”の一撃で幕を開けた。
1回表1死無塁の場面で
第1打席に立った大谷は、カウント3-2で内角高めに投じられた6球目を一振り。
初速114.7マイル(約184.6キロ)、22度の角度で飛び出した打球は、
あっという間に右翼スタンドへホームランとなった。
この一発は現地でも話題沸騰となった。
MLBの公式サイト『MLB.com』の地元記者は、
「ショウヘイ・オオタニが44号を放ち、エンジェルスが1-0と先制。
彼はこの裏で投げるんだぞ」と報じた。
まさに大谷のホームランは、千両役者ごときの歓声と称賛に表現
されいることに驚きです。
一方でピッチングでは精彩を欠いた。
2対0とリードで迎えた3回裏に
2死から連打を浴び逆転を許すと、
味方の援護で4対3とチームがふたたびリードした4回裏には、
スプリットが抜けて先頭打者を死球で出塁させてしまう。
そして続くバッターにレフト前に運ばれると、ワイルドピッチの間にランナーに二、三塁に……。
1アウトを奪ってからホゼ・アルトゥーベに適時打で1点返された所で降板した。
投手として抜群の定評なる大谷が、ピッチング内容が思わしくなく
なってしまうのだろうか。
これが二刀流のハンデを背負っての
宿命なのだろうか。
投げては今ひとつだった。
しかし、打っては本塁打に続き、
2打席目は四球、3打席目は故意四球といずれも出塁。
「投手にありえないことが起きた!」と驚きの様子だ。
本塁打ランキングでは、大谷にとって予断を許さない状況にあり
42本塁打で並ぶブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
と
サルバトール・ペレス(ロイヤルズ)に
再び2本差をつけた27歳には、さらなる期待をせざるを得ない。
大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がアストロズ戦に2番ピッチャーで先発出場し、
44号の先制ホームランを打ちましたが
4回途中6失点で交代しました。
大谷選手はこの試合での10勝目はならず、ベーブ・ルース以来となる
「2桁勝利・2桁ホームラン」の達成は持ち越しとなりました。
最近大谷のホームランが大きく関心をよせてるけれど盗塁
勝ち数も気になるところです。
大谷選手は10日、相手の本拠地、
ヒューストンでのアストロズ戦に2番ピッチャーで先発出場し
1回の第1打席で44号のソロホームランを打ち、
マウンドに上がる前にまず先制点をもたらしました。
大谷選手のホームランは今月4日以来で、
この時点で両リーグを通じ2位の選手との差を2本に広げました。
しかしピッチャーとしては毎回ランナーを出す苦しいピッチングで、
3回に相手の中軸に3連続タイムリーを打たれて3点を失って逆転されました。
直後にチームが2点を入れ再びリードをもらいましたが、
続く4回にもデッドボールと2本のヒットなどで4対4の同点とされ、
77球を投げたところで交代しました。
代わったピッチャーも打たれて残ったランナーがかえったため、
大谷選手は3回と3分の1イニングを投げて6失点となり、
打たれたヒット9本は大リーグでは自己ワーストでした。
バッターとしては1回のホームランのあとは3回の第2打席はフォアボール、
4回の第3打席は2アウト二塁三塁の場面で申告敬遠され、1打数1安打1打点でした。
敬遠の数は今シーズン、アメリカンリーグでトップの12個目で、打率は2割5分9厘となりました。
エンジェルスは5対10で敗れて大谷選手に5月28日以来の負けがつきました。
大谷選手の連勝は8で止まって9勝2敗となり、
ベーブ・ルース以来103年ぶりとなる「2桁勝利、2桁ホームラン」の
達成は持ち越しとなりました。
大谷の厳しい勝率
大谷選手はローテーションどおりなら、今シーズンあと3回先発登板する見込みです。
大谷「本塁打王 もちろん取りたい気持ちある」
試合後、大谷選手は自身のピッチングについて「相手打線はスライダーやカットボール狙いが多かった。
いろんなものを試合の中で試しながらいきたかったが試す前にこういう形になってしまった」と振り返りました。
相手チームン投手もいろいろと変えてくる故
に大谷も絞り込むことに
苦労していることがうかがえる。
大谷選手は前回の登板で大リーグで自己最多の117球を
投げていて「体の張りは多少残っていた。
球のキレもスピードも出ていなかったので、調子が悪いな、
という感じはした」と話していました。
一方、バッティングで44号ホームランを打ったことについては
「いいシンカーを投げる投手だったし、
なかなか甘いボールは来ないが、
ああいう難しいボールを打つことができれば来年以降、
もっといい成績を残せると思う」と手応えを口にしました。
ホームラン王争いでライバルの選手たちが
追い上げ激しい争いが続いていますが、
タイトル獲得に向けては「もちろん取りたい気持ちはあるが、気持ちだけで取れるものでもない。
個人的には意識しながらやりたいし、いい刺激をもらっている。
負けないようにやりたい」と話していました。